寿司シンギュラリティは想像の上をいってるのだろうか?

寿司食材をジェルによって、3Dプリンターで造形化される sushi singularity がいろんな意味で注目されています。

オープンミールが展開するフード3Dプリントシステム「Food Fabrication Machine」は、特製の3Dプリンタや人工光ファームをはじめとした最先端のテクノロジーを各所に配置した次世代プロジェクトで、海藻やコオロギなどの食用ゲルから作られた栄養素を備えた材料から、ヘルスIDに基づいて構成された食品を、FDMやSLS方式など複数の3DプリンタやCNCルーター、ロボットアームなどで加工し、様々な形にデザインされた3Dプリント寿司を生成し、来店者へ提供する。

2020年、東京に3Dプリント寿司店がオープン | 3DP id.arts
最先端のテクノロジーを駆使した3Dプリント食を提供する寿司店が2020年東京に開店する 2018年にテキサス州オースティンで開催されたテクノロジーとクリエィティブの祭典「SXSW 2018」において、フード3Dプリントプロジェクト「SUSHI TELEPORTATION」を披露したOPEN MEALS(関連記事はこちら...

ロボット化のオペレーションや、来店者の健康チェックからのAI分析による栄養供給、1食10万円からの価格設定など、話題になるポイントは数々ありますが、食材を使った造形美に関してだけ考えてみれば、意外に身近なものはあります。

例えば、寿司シンギュラリティでは、イカを彫刻してお城にしている作品があります。食べるのがもったいないほど精巧なイカ彫刻ですが、これには既視感がありました。
和菓子です。

寒天や餡をつかって、情報や意味を作り出し、購入する人は、味だけではなくその演出を食べているのです。そもそも、和菓子の創作造形がはじまった時代には、私たちが「sushi singularity」に感じた、肯定や否定、おどろきを持って見られていたかもしれません。
今や、和菓子の演出が食文化として誰もが認める素晴らしいものであるように、シンギュラリティ「技術的特異点」ではなく、通過点として、文化として、イカのお城が根付く未来も考えられます。

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